ども、さっきーです。
カリフォルニア州にあるヨセミテ国立公園に行ってきましたので、さくっとご紹介です。
アメリカの国立公園の中でもヨセミテはとてもメジャーな観光地ですよね。
基本的な案内は旅行ガイドや他のブログにお任せするとして、ちょっと違う視点からご紹介です。
・レンタカーで行ってみた
わたしはレンタカーを借りてヨセミテまで向かったのですが、ここでいくつか注意点があります。
アメリカは左ハンドルの車で右側の車線を走行しますし、ヨセミテまでは山の中をジグザグに曲がりながら進むことになります。慣れなり左ハンドルの車は車体間隔がつかみにくく、道もそんなには広くないので、コンパクトカーを借りられることをオススメします。
さっきーが借りた車はたまたまだったのですが、DODGEのCHARGERというとてもデカいアメ車(そうはいってもアメ車では標準サイズ)。おまけに、400馬力なんていうモンスターマシンです。
さっきーが普段乗っている車は左ハンドルの車で車体感覚は慣れていたので、問題はありませんでしたが、こんな車で狭い山道を走るのはかなりキツイです。
おまけに速度が結構早いんですよね。
日本だと30km/hの速度制限になっていそうなところでも、大体35マイル/h(≒56km/h!)制限なんです。もちろん、急カーブなどでは20マイル/h(≒36km/h)制限になってはいるのですが、基本的に日本と比べると早いです。しかも、現地の人々はこの速度が普通になっている様で、トロトロ走っていると煽られる煽られる・・・・
慣れない車で煽られると、観光どころではないので、煽られそうになったら早めに退避ゾーンに入ってやり過ごしましょう。
また、道中には絶景ポイントがいくつかありますので、途中で車を降りて写真が撮れるのはツアーには無いメリットですよね。
さて、そんなこんなで走っていると、国立公園の入り口に料金所があります。ここで入場料となる料金を支払います。ちなみに、お値段はレンタカー等の車で行くと、1台35ドルになります。有効期限は1週間あるそうなので、グループで割り勘して、何日も行くとお得ですね。料金所ではクレジットカードが使えますので支払いもスムーズです。
また、昼前の到着ですとこの料金所前で結構渋滞します。渋滞を避けたい方は10時前位に到着するようにするのがオススメです。
ただ、一番近い街のサクラメントやフレズノからでも2~3時間近くかかりますので、早めに出発するのが得策です。
ちなみに、日本だとこういった料金所を抜けた後はすぐに到着する感覚ですが、そこはアメリカ、でっかいです。料金所からさらに1時間程走ります。
さて、無事にヨセミテの中心部のヨセミテバレーに到着しても、ヨセミテ国立公園はとても広く、1日では到底全部はまわれません。時間があれば1週間位キャンプや公園内にあるコテージに宿泊して満喫される事をオススメします。
わたしは日帰りでしたので、主要なポイントを2つほど見てきました。
・ブライダルベール滝
その姿が花嫁のベールを想像させる事から名づけられた滝です。
近くまで車で行けて、そこからの歩道も舗装されていますので、とても観光しやすいポイントです。
また、登って良いのかどうか微妙ですが、滝のかなり近くまで岩場を上る事ができます。
もちろん、足場が不安定&滑りやすいので注意が必要です。
が、これ、上から岩とか落ちてきたら終わりだなぁと思います。
というか、滝つぼに転がっているこの岩たちは上から落ちてきた物である訳で・・・
・ヨセミテ滝
こちらはアッパー、ロワーの2段の時から構成されています。さっきーが訪れた10月は丁度水量が一番少ない時期でしたが、それでもなかなかの迫力があります。一番水量が多いのは春の雪解け水が多い時期だそうです。
こちらも近くに駐車場があり、直前まで舗装された歩道を歩く事ができるので、とても楽に観光できます。
ちなみに、滝近くの駐車場はとっても混雑しますので、昼前までに到着するか、ちょっと離れたところに停めて、散策がてら歩いて移動する事をオススメします。
・ヨセミテ滝トレイル
ヨセミテ滝の一番上まで登れるトレイルコースです。ガチで全行程を往復すると4~6時間かかるそうなので、頂上まで登りたい方は午前中から登り始める事をオススメします。また、道中は足場が悪い所も多く、急な上り坂もありますので、トレッキングシューズの準備が必要です。山にも関わらず砂地なところが多く、岩の上に砂がかぶっている様なところではスニーカーだとちょっと危ないです。
また、飲料水の準備をお忘れなく。トレイルの入口に看板があるのですが、中間地点まで行く方でも1リットル、最後まで登るかたは3リットルの水が必要と書かれています。さっきーが登った時は涼しい気候だったにも関わらず、1リットルの水をほぼ飲みほしました。
さて、シューズも水も準備していざ登り始めます。
トレイルの入口(トレイルヘッド)からしばらくは森の斜面をひたすらジグザグに上る階段が1時間ほど続きます。正直、心が折れそうでした。途中の岩場で眺めが良い場所がありますので、そこで休憩しながら登りましょう。
ジグザグ斜面を登りきると、斜面にそってしばらく水平に移動します。徐々に視界が開けてきて、ヨセミテの景色を楽しむ事ができます。
中間地点にColumbia Rock(コロンビア・ロック)という斜面に突き出た岩場に出る事ができます。ここまでくるとナカナカの絶景が楽しめますので、ここまで頑張って歩いたかいがあるという感じです。
ここまででも十分楽しめるのですが、もう少しだけ進んでみましょう。先ほど下から眺めたアッパーフォールを間近で楽しむスポットに出る事ができます。こちらも絶景です。
また有名なハーフドームも違った視点で見る事ができます。
ここまでで1時間半ちょっとかかります。ここからさらに滝の上まで行ける様なのですが、わたしにはどこをどう登るのかさっぱりわかりませんでした・・・
下りは登りと違って体力的には楽になりますが、先ほども書いた通り、岩場に砂がのっている状況ですので、下りでは特に注意が必要です。滑って転んでしまっては元も子もないですから・・・
谷間である事もあり、暗くなるのが割と早いです。日没の1~2時間前には降りれるように行動した方が安全です。暗くなってしまってからでは明かりが何もありませんので、とても危険です。
ヨセミテには他にも様々なトレイルがありますので、体力に自信のある方はチャレンジされてみてはいかがでしょうか?
お手軽に楽しみたい方でも、ちょっとした装備(シューズと水)があればヨセミテ滝トレイルの中間までのルートはアメリカの大自然をとても楽しむことができます。
・ヨセミテ帰りのお勧めディナー
ヨセミテ滝トレイルで体を酷使した後は、どうしても肉成分が欲しくなりますよね!
そんな時にオススメなお店が「Smokehouse 41 BBQ」。
ヨセミテからフレズノ(その先はロサンゼルス)へ向かう41号線沿いにあります。
このお店、Googleの口コミ評価で星4.8個のお店なんです!!
メニューはその名の通りバーベキューですがが、普通のバーベキューではなくスモークしたバーベキューになります。
さっきーが注文したのは「3 Meat Plate」で19ドル(2000円ちょっと)です。
お肉はBRISKET(牛ばら肉)、TRI-TIP(牛モモの下の部位「友三角」)、PULLED PORK(豚のほろほろ煮?)、PULLED CHICKEN(鳥のほろほろ煮?)、SAUSAGE(ソーセージ)の中から選べます。
また、標準で2種類のサイドメニューがついています。
さっきーはBRISKET(牛ばら肉)、TRI-TIP(牛モモの下の部位「友三角」)、PULLED PORK(豚のほろほろ煮?)をチョイス。
サイドメニューは「BBQ Beans w/smoked Meat(豆のバーベキューソース煮込み スモーク肉入り)」「Cole Slaw (コールスローサラダ)」をチョイス。
その写真がこれ!
お肉は右上からBRISKET、TRI-TIP、PULLED PORK。
マジウマでした。というか、ヨセミテ行くなら絶対寄るべき店ですね!
アメリカに何回か来ていますがBBQは外さないですね。
あと、意外なヒットはBBQ Beans!(写真右上の豆です)
バーベキューソースで煮込んだ豆なのですが、中に具として入っているお肉と共にとてもいい味だしてますし、病みつきになる味です。
このおいしさ、ボリューム、種類で20ドルなら安いんじゃないでしょうか?
星4.8の実力はあります。
こういう寄り道ができるのもレンタカーの強みですね。
皆様のご参考になれば~
コメントを残す