「子供の英語教育はいつからどんな事をすればいいの?」
こんな疑問に答えます。
結論から言えば、幼児の間は英語教育を頑張る必要はありません。スマホかタブレットが1台あれば十分です。
私には4歳のムスメが居ますが、英語教室に通った訳でも、海外に住んでいたわけでもないのに、発音だけはネイティブ並みにすることが出来ます。
もちろん、日本語も怪しい状態ですので、英語がペラペラで喋れるわけではありません。しかし、基礎となるヒアリングと発音は相当進んでいる状態です。
記事では幼児の英語学習の考え方、方法を解説していきます。
この記事を読めばお子様の英語学習教材を迷わず選べるようになりますよ!
子供の英語教育はどうあるべきか?
幼児の英語教育はデメリットの方が多い??
「子供をネイティブ並みに話せるようにしたい・・・」
教育熱心な方であればこう思うのも十分ありえますし、子供だけでなく自分も話せる様になるとイイですよね。
でも、日本に住んでいて英語がネイティブ並みになる様なことはほぼありえません。
日本に居る限りはよほど特殊な環境でない限り、周囲に日本語があふれています。
家族との会話、お友達との会話、テレビや周囲の会話などなど・・・
日本語に囲まれている状況ではネイティブ並みに英語を話せる様になることはほぼ不可能です。むしろ、幼児の場合は母国語でちゃんと思考出来る事が必要なので、幼児期に中途半端に英語を学習してしまうと思考能力自体が衰えてしまいます。
なので、幼児期の無理な英語教育は母国語も英語もダメになるという中途半端な結果になりかねません。
英語の音に慣れることが重要
幼児期にしか発達しないと言われているのが「耳」です。絶対音感は6歳までにレッスンを受けないと身に付かないと言われていますし、色んな言葉を覚えるのもちょうどこの時期です。英語の音に慣れるのもこの時期が最適です。
我々大人が英語を学習する時に最も苦労するのが、「そもそも何を言っているか聞き取れない」という事です。これは英語には日本語に無い発音、イントネーションがあるため、聞いたことが無い英語の「音」を認識することが出来ないのです。
この「英語の音」を聞ける様になるだけで、英語の学習が随分と進むと言われています。
有名な英語の先生もオススメしてる
また、東進の有名な大河内先生もとあるセミナーの中で子供の英語学習をどうするべきか?という質問にたいして、
「まずは英語の音に慣れる事、英語に親しみを持つことが大事です。子供の頃から詰め込み過ぎて英語を嫌いになってしまうと元も子もありません。本格的な英語学習は中学生になってからで十分。」
という、回答をされていました。
英語教育の第一人者も言う通り、まずは英語の音に慣れることがとても重要なんですね。
音に慣れるための英語教育は?
ズバリ、スマホ(タブレット)一択です。
もちろん、ネイティブと話せる英語教室や、音楽と一緒に楽しむ英語教室、CDやDVDなどの英語教材もありますが、英語教室はそもそも週1回、1~2時間程度しか出来ないので圧倒的に英語に触れる時間が足りません。
また、CDやDVDはすぐに見終わってしまうので、子供が飽きてしまい見なくなってしまいます。
一方でスマホであれば毎日できますし、コンテンツも豊富なので子供が飽きることがありません。
オススメのスマホのコンテンツは?
sago mini school
公式ホームページ
sago miniという子供向けアプリの英語学習バージョンです。sago miniにハマっていた子供であれば間違いなくハマります。sago mini自体は動く絵本と言われていて子供の想像力を非常に育てる様なアプリなのですが、言葉に関してはちょっと弱い所があります。(殆どのキャラクターがしゃべらない)
一方でsago mini schoolはsago miniのキャラクター、世界観を保ったまま、英語教育に特化した内容になっています。動く絵本の中でキャラクターや物をタップするとその名前が読み上げられたり、数や色を話してくれたりします。絵本の世界の中で遊ぶと自然と英語が耳に入る様になっています。
現在は英語版だけですが、他の言語も対応する予定のようです。また、Android版は開発中のようです。
App Store
lingo kids
公式ホームページ
オックスフォード大学出版局が認定している英語教育用のアプリです。
Sago mini schoolよりもさらに英語のコンテンツが豊富で、ネイティブの先生による動画も多数あります。
また、コンテンツのレベルも少し高度になっており、英単語だけでなく簡単な文章を理解する必要のあるコンテンツもあります。
月額2500円なので勉強のためとは言え、少し値段が高いところがネックですね・・・
ピンキッツ(pinkfong)シリーズ
ピンク色のキツネの可愛いキャラクターで有名なピンキッツシリーズにも英語教育用のアプリがあります。
内容的には可愛いいのですが、アプリがバラけていて買うとなるとそれなりの値段になってしまうのと、広告が若干多いのが気になります。
YouTube kids
YouTubeの子供向けアプリです。YouTubeだと色んな動画があり、正直、子供にふさわしくない動画もたくさんありますよね。また、広告も結構な頻度に入るので子供にはあまり使いたくないアプリです。
YouTube kidsは子供向けとなっているだけあって、まず、広告が入りません。これだけでもありがたいです。また、動画自体もある程度審査されている様で、子供が見ても安心な動画に限定されています。もちろん、全てを人手で登録している訳ではないので、不適切な動画もたまに紛れ込むようですが・・・
また、子供に見せたくない動画については、親がブロックする事ができます。過去に見た動画の履歴もしくは、アプリ上に表示されている動画を選択して「この動画をブロック」と押すとブロックする事ができます。
我が家ではゲーム系のプレイ動画や英語以外の言語の動画についてはなるべくブロックする様にしています。
オススメの動画は?
「Numberblocks」
数字のブロックがキャラクターで数字の概念を楽しく学ぶことができます。
また、足し算や掛け算の動画もあるので、算数の練習にもなります。
「Alphablocks」
アルファベットや発音の基礎となるPhonicsを学ぶことができます。特にPhonicsについては発音記号をベースに英単語の発音について集中的に編集されているので、英語の「耳」を作るには最適な動画です。
「Hey Duggee」
犬のDuggeeとその仲間たちが繰り広げるショートストーリーが中心の動画です。会話の内容は簡単な内容ですが、会話内容が解らなくても絵の動きを見ているだけである程度ストーリーが理解できる様になっています。
なので、細かく単語や発音を学習していくというよりは、会話のテンポ、リアクション、英語の音の流れに慣れるという使い方が良いと思いマス。動画自体も面白いので、ハマってくれること間違いなしです。
「StoryBots」
5人(体?)の個性的なロボットたちがノリのいい曲と共に色や形に始まり、宇宙や科学について解説する動画です。カントリー調の曲は聞いていて楽しいですし、話している言葉がわからなくても動画自体だけで楽しめるつくりになっています。Netflixでも短編アニメが新作されています。
楽しいコンテンツを使って、お子様の英語耳を育ててくださいね。
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