理系パパが解説する買う時に延長保証を付けるべき家電と付けない家電

ども、さっきーです。

皆様は家電を買うときに何を基準に買われるでしょうか?
値段はもちろんですが、アフターサービスも気になるところですよね。
さっきーのオススメとしては、「延長保証が充実している」ところです。

なぜ延長保証が必要なのか?

ではなぜ、延長保証が充実しているところが良いのでしょうか?
これは家電の特性、家電を使った生活スタイルと密接に関係しています。

故障してしまうと生活が成り立たないから

これは特に白物家電と呼ばれる、冷蔵庫、洗濯機、エアコンなどが当てはまるのですが、これらの家電は現代の生活において必須の家電です。
テレビが壊れてもヒマつぶしはネットでも出来ますが、冷蔵庫の無い生活って想像できるでしょうか?
また、これからの季節、エアコンの無い生活って想像できるでしょうか?
洗濯機は最悪、コインランドリーという手もありますが、毎日コインランドリーに行くわけにもいきません。
白物家電と呼ばれるものはこのように生活に密着しているので、壊れると生活が成り立たなくなるんですね。
なので、故障したとしてもすぐに修理ができる延長保証に入っておくことをオススメします。

壊れる可能性が高い家電があるから

ワタクシも様々な家電を修理していますが、特に、洗濯乾燥機は壊れる確率が高い製品と言えるでしょう。
というのも、エンジニア目線でみると、まだまだ発展途上の製品なのです。
通常、製品の開発サイクルは1年程度なのですが、製品を発売してから不具合が起こる様になるまでに数年かかります。
もちろん、不具合については製品開発の途中で潰しこみを行いますが、開発の時にはどうしても出てこなかった不具合が市場に出して(発売して)初めて出てくることがあります。
例えば、発売して4年目に起こった不具合については、4年後から初めて対策を入れた開発を行うので、製品が出来るのが最初の機種を発売してから5年後になってしまいます。

ドラム式洗濯乾燥機(特にヒートポンプ式)は昨今の主流でありますが、実はまだ世にでてから14年しかたっていません。
もちろん、様々な改良は加えられていると思いますが、発展途上の製品と考えられますし、今後も何かしらの不具合が起こる可能性があります。
我が家でも当時の最新機種を購入したにもかかわらず、過去に2回程修理しています。
特にドラム式洗濯機はホコリと湿気というメカ的なものには天敵ともいえる環境で使用されるので、どうしても壊れる確率が高くなります。

買い替えるにはダメージが大きい

白物家電は価格が高いのも特徴です。数万円レベルであれば何とか買い替えも考えられますが、10万円を超えてくると壊れたからと言ってすぐに買い替えるという決断もできませんし、お金の用意も必要です。
金銭的には大丈夫だとしても、大型の製品が多いですから、搬出や搬入の段取りをするだけでも大変です。
また、修理に出すにしても冷蔵庫や洗濯機は持ち込んで修理をしてもらう訳にもいかず、修理業者を呼ぶことになります。
そうすると、治る治らない、原因の如何にかかわらず、出張費というものが数千円かかってしまいます。
修理となった場合はそこからさらに部品代、技術料で数万円かかる事が多いです。
買い替えるにしても出費、修理するにしても出費が伴います・・・

機能の進化がゆっくり

テレビやオーディオといった俗に言う黒物家電は技術の進化が激しく、数年経つとすぐに機能が陳腐化してしまいます。場合によってはソフトやメディアが対応しなくなるなんてこともあり、壊れてなくても買い替えるというハメになります。
スマホやパソコンなどはその最たる例で、進化の速度がすさまじく、ほぼ1~2年で陳腐化すると言っても良いかもしれません。
一方で白物家電は機能の進化が比較的ゆっくりなので、機能が陳腐化したからといって買い替える必要はありません。
もちろん、省エネ性という意味では年々進化しているので、あまりにも古い家電は電気代が高くつきますが、それでも買い替える費用を考えるとぶっちゃけ急いで買い替える必要はありません。

延長保証に入るには?

家電の購入時に延長保証に入るのがベストです。大手家電量販店では無料で延長保証が付いているところもありますし、セールやキャンペーンで延長保証を付けてくれるところがあるので、それを利用するのがもっとも手軽ですね。
また、値引きはしないけど、延長保証をタダで付けてくれることもあるので、交渉してみるのも手でしょう。
また最近はネットで買う方も多いと思いますが、ネット通販でもご安心を。
商品と一緒に買い物カゴに入れる事によって、延長保証を付けてくれるサービスがあります。

延長保証をつけて、安心で快適な生活を送りましょう。