会社が嫌になったら(ならなくても)するべきこと

ども、さっきーです。

会社員のみなさん、楽しく働いているでしょうか?
ブラック企業だ!やりたい仕事が出来ない!会社が合わない!といった不満があるのではないでしょうか?

そんな時、辞表を叩きつける前にして欲しいことがあります。
それは、転職サイトに登録して転職を検討する事です。
これ、すぐに転職しろと言っている訳ではありません。
むしろ、転職する気が無くても、何となく今の仕事や会社が嫌になった時にこそ転職サイトへの登録をオススメします。

なぜ転職サイトに登録するのか?

自分の立ち位置・市場価値というものを客観的に知る事ができます。
今の自分の会社が色んな会社の中でどういう立ち位置にあるのか?
企業文化や福利厚生含めて他社との違いを確認する事ができます。

また、他社から自分が必要とされているかどうか(≒市場価値)を知る事ができます。
どのような会社に入れそうか具体的にわかるので、転職を考えている人には転職先の候補にする事が出来ます。
一方で今の会社以外にも入れそうな会社があるという事実は、精神的に楽になります。
ブラック企業から抜けられないパターンとして、自分は今いる会社「しか」ないと考えがちです。
今の会社しかないと考えてしまうと、どんなにキツくて不当な扱いを受けたとしてもその会社にしがみつき、なかなか辞められません。
他の会社という選択肢がある事で、どうにもならなければ辞めれば良いという考えができます。

客観的に自分の市場価値を知れるという事は、世の中は自分の職務経歴や資格のどの部分を評価しているかもわかる事ができます。
これが解ると自分の強みとしてアピールしたり、関連する資格を取ったりすることができます。
自分の強み・弱みが解れば今の会社に居る間にも対策を打つことができますし、自分の能力を伸ばす事ができます。
いつでも転職できる様な能力やメンタルを身に着けておく事で、結果的に今の会社でも重用される可能性が高くなります。

他にも業界の動向や他社、他業界の事を知る事ができるというメリットもあります。
求人情報や後述するセミナではニュースやネットには出てない様な事業内容の説明があったり、会社の状況が説明されたりします。
普段の仕事をしているだけではナカナカ手に入れる事が出来ない、生の情報を得る事ができます。

大企業ですら倒産の危険性がある昨今の醸成です。たとえ、倒産しなくても、不採算部門ごと分社化したり、そのまま売却なんて事も。
しかも、その先に待ち受けるのはリストラの嵐・・・

そうなったとしても、自分の市場価値がわかり、他の会社や業界を知っていれば対処も出来ますし、対処できるだろうという安心感があるだけでも大きな違いがあります。

まずは転職サイトに登録登録しよう。

利用したのは、リクナビNEXT、type、dodaといった大手転職サイトです。
誰もが知っている様な大手企業であれば全ての転職サイトに求人を出していると思いがちですが、
実はそうではありません。
転職サイトによって掲載される企業は違いますし、求人の内容も変わってきます。
求人内容は登録しないと基本見れませんし、登録自体も無料なので、ちゃっちゃと登録しましょう。
また、登録時もしくは登録後でも構いませんが、自分の職務履歴を入力する事をオススメします。
というのは、自分が今までの仕事の中で何を経験してきて、その結果何が出来る様になったのかを棚卸しする事ができます。
これって、日常の仕事をしているだけだと、ナカナカできない事です。
職務履歴を登録する事で自分の以外な強みに気づいたりすることができます。
また、求人の紹介も基本的にはこの登録した職務経歴を基に行われますので、少し面倒ではありますがぜひとも登録をしておきましょう。

転職フェアに参加しよう。

大手転職サイトでは複数の企業を集めた転職フェアを定期的に行っています。
本当に応募するかどうかは関係なく、ちょっとでも気になった企業があれば参加すると良いでしょう。
意外な会社を発見する事ができますし、知っている会社であっても自分が知らない側面を発見する事ができます。
また、様々な企業を見る事によって、相対的に自分の会社の事が解りますし、自分が仕事において何を大事にするのか、
どの様な価値観を持っているのかを発見する事ができます。
要は試食ですね。ちょっと食べてみて味を確かめると。
意外なモノが美味しい事もありますし、実はいつも食べているモノが一番美味しいという事も解ったりするわけです。
特に新卒で転職経験が無い場合は、他の会社の事は全く知らないので、自分の会社が自分にとって良いのか悪いのか判断つかなくなります。
この状態だと、実はとっても本人に会っている会社だったとしても、それに気づかない事が往々にしてあります。
なので、他の会社も見ておくという事は非常に重要です。
ちなみに、転職フェアに参加するためには履歴書を持参する必要があると思いがちですが、大手サイトが主催する転職フェアの場合、
大抵は事前に登録した職務履歴を使う事ができます。
転職サイトから印刷できる場合や、転職フェア会場で受け取れる場合、企業への応募後に自動で転送されたりもしますので、基本手ブラで参加できます。

個別の企業が開催するセミナーに参加しよう

それなりに大きな会社ですと転職フェア(もしくはセミナ)を単独で開催する事があります。
この場合、様々な部門の方の講演が聴けたり、実際の職場の方と話をする事も出来ます。
また、転職サイトには書けない様な裏話であったり、実際の雰囲気を掴む事ができます。
特に大企業の場合は職場や部門によって雰囲気や文化が違う事が多いので、様々な部門の人と話ができる機会は非常に貴重です。
履歴書は各企業独自のフォーマットになる場合がありますが、ここでも前述の職務経歴を洗い出しておくと書く手間が随分と省けます。

転職エージェントと話をしてみよう

これは大手転職サイトに限らずですが、企業と求職者の仲介役となる転職エージェントと話をしてみましょう。
恐らく、転職サイトに履歴書を登録すれば、向こうから連絡があるハズです。
彼らは多くの企業や転職者をみているので、割と客観的なアドバイスをもらう事ができます。
もちろん、彼らは企業から紹介料として報酬をもらっている関係上、多少のバイアスがかかっている事は考える事が必要です。
具体的にはより入社(合格)しやすい会社を紹介する傾向があります。
それ以外では、自分の強みやアピールの仕方などはエージェントのアドバイスを参考にするとよいと思います。
また、応募先の企業によっては専用のエージェントを雇っている場合があります。
その場合、エージェントとの面談がある意味で一次選考の様なモノになります。
さっきーがとある大手電機メーカを受けた時も、そのメーカ専門のエージェントでした。
エージェントとの会話の中でエージェントが「私ならすぐに部下にでもしたい」と言ってくれたのを覚えています。
その効果があったのか、その電機メーカには内定を頂く事ができました。

すぐに転職する、しないにかかわらず、まずは情報収集&自分の市場価値の確認をする事で、精神的に余裕のある会社員生活を送りましょう!

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