ども、さっきーです。
先日、帰りの飛行機の中からオーロラを見るというめずらしい体験をしてきました。
乗ったのは、ワシントン発-成田行きのNH1便。
通常は現地時間を午前11時前に出発するので、本来であればずっと昼間を飛ぶことになります。
なので、普通はNH1便ではオーロラは見る事ができないんですね。
でも、さっきーが乗ったときは幸か不幸かなんと10時間近く出発が遅れ、出発したのは現地時間の夜8時半!
成田着の予定も成田の発着時間制限にひっかかり、羽田に変更となりました。
羽田も深夜0時半の到着なので、帰りの足も無い状態・・・
(結局、付近で一泊しましたが)
なので、結局、夜を飛びつづける形になりました。
そんなフライトではあったのですが、ずっと夜だった&ワシントン発の場合、アラスカ上空の北極圏を通る&巨大な磁気嵐が発生していたこともあり、オーロラが発生していました。
長年乗っているCAさんでもほとんど見たことが無い様な規模だった様です。
でもって、その写真がこちら。
肉眼でみるともっと白っぽいのですが、撮影すると綺麗なグリーンになりますね。
また、これまた肉眼ではわかりにくいのですが、ゆ~っくりと動いているんですね。
さて、そんなレアなオーロラですが、今回無事に撮影できたので、その方法をご紹介します。
まず、普通にスマホでとってもまず写りません。
CAさんから聞いたところによると、同じ機内で他の方(CAさんも)が撮影したみたいですが、全く撮れなかったそうです。
さっきーが考える原因は2つ
1: 暗すぎて写っている物が認識できない ⇒ オート設定が機能しない
2: 飛行機の窓は複数枚のガラスで構成されているため、機内の明かりが映り込んでしまう。
まず、1番目の理由についてですが、最近のスマホは表示している対象物や環境を認識して、フォーカスやシャッター速度を調整します。
なので、そもそも真っ暗で対象物が認識できないと、まったく写す事ができません。
シャッター速度やフォーカスを設定できる手動(マニュアル)撮影モードを使いましょう。
手動撮影モードが無い機種は正直撮影出来ないと思います。
今回の撮影ではISO感度:6400、シャッタースピード:4秒もしくは5秒、マニュアルフォーカス:無限遠
で撮影する事ができました。
当然ながらシャッターが開いている間は微動だに出来ませんので、窓にしっかりと押し付けて撮影しましょう。
また、飛行機自体が揺れていると撮影は厳しいかもしれません・・・
2番目の理由については、まず機内が消灯される時間帯を狙いましょう。
そして、出来る限り室内の光が入らない様に手で押さえたり、シェードの中にスマホを入れたりします。
さっきーの場合は完全にスマホを窓とシェードの中に入れて、シャッターボタンだけ下から少し覗いているという状態で撮影しました。
ここまでやっても、機外の光(主翼灯)が微妙に映り込んだりしますので、微妙に角度を振ったりする必要があります。
こうやって1枚撮るだけでもなかなか大変なのですが、うまく撮影できるポジション&設定が解ったら、複数枚撮ってみましょう。
Googleフォトのアニメーション機能を使うと撮った画像をGifに変換して動画風に表示する事ができます。
オーロラは動きが遅い&動画モードでは露出が足りなくて絶対に撮れないので、上記の方法で何枚も撮影する事で動画を作る事ができます。
静止画だけでも十分綺麗ですが、動画になるとさらに神秘的ですね。
ちなみに、オーロラが撮れるという事は同じ方法で星空も撮る事ができます。
上空から撮る星空もまたきれいですよね。
オーロラが見れる事自体がそもそもレアケースですが、そんなレアケースにあった時のご参考になれば~
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